ブログ一覧
ヴィンテージシューズの除菌について

こんにちは。銀座工房のゴイブチです。
私事ですが、久しぶりに靴を買いました。
黒のセミブローグで、およそ60年代のものになります。
いわゆる古靴です。
中の表記を見ると、「THREADNEEDLE STREET BOYD'S」と文字が見えます。
アメリカはミズーリ州セントルイスにあった洋服店BOYD’S(ボイズ)。
そのBOYD'Sから出されていた、THREADNEEDLE S...
乳化性クリームと油性クリームの特徴

こんにちは。
日本橋工房の岡嶋です。
今日は、お問い合わせいただくことの多いクリームについてのお話です。
タイトルにもある通り、クリームには"乳化性クリーム"と"油性クリーム"と種類があります。
その2つは名前だけでなく、特性、仕上がり、使用感が変わってくるので特徴を紹介したいと思います。
乳化性クリームの主成分は「水・蝋・油」
乳化性クリームの特徴は、革に水分、栄養となる油分を与える...
最強開運日に向けて

こんにちは、FANS.新橋の島津です。
皆さま2021年3月31日(水)を何の日かご存じでしょうか?
3月31日(水)は”天赦日”・“寅の日”・“一粒万倍日”
3つの開運日が重なる最強開運日と呼ばれています。
”天赦日”=暦の上で最高の吉日
“寅の日”=金運を上げてくれる日
“一粒万倍日”=何かを始めるのに最適な日
”新しいモノ...
靴のサイドにも鏡面磨き

こんにちは。京都工房の西澤です。
今回は革靴を華やかに見せる鏡面磨きについてのお話です。
鏡面磨きとは、油性のワックスを使って革靴をピカピカに光らせる磨き方。
主につま先、カカトなど靴に芯材が入っている部分に施します。
そして靴のサイドの部分を、このように磨くこともあります。
サイドの鏡面磨きには、綺麗に見せるためのポイントがあります。
不...
丈夫さに改めて驚いた靴ひも

こんにちは。二子玉川工房の寺田です。
愛用している「靴ひも」を大きく写してみました。
(マクロレンズという、被写体を大きく写すことができるレンズを使いました)
こうして大きく捉えると、普段は気づかないことが見えてきます。
ひもの表面が毛羽立っています。
このひもは、使い始めてから約1年。
このまま使っていくと、そろそろ擦り切れる部分が出てきそうです。
毛羽立ちはほとん...
革靴にスニーカーソール

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます
FANS.新橋 島津です。
本日は少し変わったソール交換を紹介いたします。
CHEANEY(チーニー)のストレートチップ。
こちらの靴にスニーカー用ソールに取り替えていきます。
取り替えるソールはをこちらを選びました。
●Vibramフェルランニング
価格:¥9,900~(税込)...
Meister interview vol.6 〜 革靴ジャーナリスト 楠美皓平さん 〜

革靴、皮革製品や靴磨きなど、足元のお仕事に携わっている方はもちろん、
ファッションや皮革に精通しているプロフェッショナルな方々を、
M.MOWBRAY シューケアマイスターがインタビューし、ご紹介する企画です。
日々店頭でお客様と靴に関するやりとりをしていると、
改めて、革靴愛の強い方がたくさん居てくださるんだなと感じます。
これまでのインタビューでも、
革靴に対しての愛や情熱を持って...
【CtiyClbe】後編:フローシャイムだけじゃない!ヴィンテージアメリカ靴のスゴイところ

FANS.浅草本店YUMA.です。
前回はシティクラブのオールソール解体をご覧いただきました。
後編では底付けから完成まで紹介します。
古いコルクを除去し、鉄シャンクにはテープを巻きます。
音鳴りリスクを低減し、中底に直接鉄が触れるのを防いでいます。
(前編でもお話ししたように、錆びた鉄は革繊維を劣化させてしまいます)
コルクとレザーミッドソールをはりこんだ状態。
実はこのウ...
結ばない靴紐~靴の脱ぎ履きをスマートに~

こんにちは。大阪工房の枝折です。
靴を履くときは、靴紐を結ぶ。脱ぐときは靴紐をほどく。
「毎回、手間だな」
日々、このように感じているの方も多いのではないでしょうか。
今日はそんな手間を解消できる靴紐を紹介します。
新感覚、結ばない靴紐
実は、こんな形状の靴紐があります。
その名もクールノット。
(COOLKNOT ¥999税込 ブラック、ホワイトの2色展開)
クールノット...
角度と持ち方がポイントのブラシ

こんにちは。銀座工房のナガオです。
私が靴磨きを始めて間もない頃、細かい部分が綺麗に磨けていないことがよくありました。
特に上手く磨けていなかったのが、土踏まず周辺などです。
この仕事を始めてから、ブラシの動かし方など磨き方のポイントを先輩に教えてもらい、今は上手く磨けるようになりました。
私は、このように磨き方を工夫してみましたが、道具を変えれば綺麗に磨けるようになることもあります。
...