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失敗しない!靴のお手入れ基礎知識2

こんにちは。大阪工房のさおおです。

近畿地方は梅雨が明けました。いよいよ夏です。

 

私は肌が弱いので、夏が苦手です。

日焼け対策も含め、肌をいたわってあげなければいけません。

夏に限らずですが、いたわりが必要なのは革靴も同じ。

 

今回は、靴のお手入れ基礎知識の第2回「保革」についてのお話です。

(第1回「汚れ落とし」についてはこちらの記事をご覧ください)

 

 

保革とは

皮革製品は、何も手を加えなければ革に含まれた油分が抜けていってしまいます。

油分が抜けた革は、ひび割れなどのトラブルを起こしやすい状態です。

油分を補い、革の柔軟性を保つことを「保革」と言います。

 

 

保革にはデリケートクリームを

革の種類、仕上げによって、保革のために塗るものは異なります。

〇〇クリーム、〇〇オイルなど、皮革製品に対応したアイテムのなかから、適切なものを選びます。

数あるアイテムから、何か一つを決めるのは大変かもしれません。

 

そこで、一つ持っておくと安心、便利な保革用クリームをご紹介します。

M.MOWBRAY デリケートクリーム60ml ¥1,100(税込)

 

デリケートクリームは革に潤いを与え、柔軟性を高める皮革製品用クリームです。

色がつかず、サラッとした仕上がりのため、革靴以外の皮革製品(カバン、ソファなど)にも使うことができます。

シミになりにくく、伸びが良いデリケートクリームは、革のお手入れに慣れていない方でも使いやすく、一つ持っておくと安心なアイテムです。

 

 

デリケートクリームで保革

デリケートクリームでの保革作業に使うアイテムは、この3つです。

M.MOWBRAY デリケートクリーム(向かって左)

ペネトレィトブラシ(真ん中)

SANOHATAブラシ手植豚毛(向かって右)

 

汚れを落としたこちらの靴に、デリケートクリームを塗ります。

 

 

ペネトレィトブラシにデリケートクリームを取ります。

適量は片足当たり、真珠2~3粒ほどです。

 

 

円を描くようにデリケートクリームを塗ります。

革が傷つく心配はありません。ブラシを革に押し付けながら、クリームを革に刷り込んでください。

 

 

クリームを塗ってから時間を置く必要はありません。すぐにブラシをかけます。

ここが失敗しないためのポイントです。

「デリケートクリームを浸透させるため」と時間を置いてしまうと、クリームの成分が革の表面で乾燥して、ムラになることがあります。

時間を置くとしても2~3分くらいにとどめてください。

 

ブラシをかけることによって、革靴全体にクリームがムラなく馴染みます。

腕の肘から先全体を大きく動かして、ブラッシングしてみてください。(ブラシをかける向きは気にしなくてOK)

大きな動きの方が、効率よくクリームが全体にいきわたります。

 

 

向かって右側が、デリケートクリームによる保革が完了した状態です。

しっとりして、革の表情が良くなりました。

これにて保革は完了です。

 

次は、「3.艶出し」の工程に入ります。

革靴がピカッとなる瞬間が楽しい、靴磨きの醍醐味と言える工程です。

 

 

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