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靴クリームで色が入りづらい場合の対処法!

こんにちは。横浜工房のトリゴエです。

最近、休日に上野公園の噴水のほとりで、アコースティックギターを弾くことに熱中しております。

大体20時以降だと、気温も下がり過ごしやすいため、気持ちよくギターを弾くことができます。

マスクをしながらだと暑いですが、コロナの終息を願って、これからも弾き続けていこうと思います。

 

【色付きの靴クリームで磨く】

今回はこちらの、緑色の靴を磨いていきます。

こちらの靴は履き込んでいるものの、少しケアをサボってしまっていました。

そのため元々の緑色が抜けてしまい、特につま先部分が白っぽくなってしまっています。

革に色が入るよう、汚れ落としをしたあとに、緑色の靴クリームを使って磨いてみます。

【M.MOWBRAY シュークリームジャー】¥990(税込)

靴の色味に近い、シュークリームジャーのグリーンを使って磨きます。

クリームをペネトレイトブラシ(画像の小さいブラシ)にお米2,3粒程度取ります。

その後、小さな円を描くようにして、全体に塗り広げていきます。

クリームを塗り広げたら、豚毛のブラシを使ってしっかり、ブラシの先がしなる程度の力を入れて磨きます。

こちらが磨き終わった写真です。(左足)

汚れ落としをして、スッピンにした最初の靴の写真より、ツヤが出て、全体的にしっとりと仕上がりました。

しかしながら、色付きのクリームを使って磨いても、所々色が抜けてしまっている部分があります。

写真だと少しわかりづらいですが、つま先のメダリオン(つま先にある穴)周辺や、かかと下部が特に白っぽく、その他にも全体的に色が入っていない部分があります。

 

【レザーコンシーラーで補色する】

どうしても、色付きのクリームで磨いても、補色ができる限界があります。

こんなときは、こちらを使ってカバーすることをおすすめいたします。

 M.MOWBRAY レザーコンシーラー ¥1,210(税込)

こちらのレザーコンシーラーは、革(スムースレザー)や合成皮革の靴、かばん、財布、ベルト等にお使いいただけます。

色あせ、キズなどにレザーコンシーラーで着色することで、目立たなくすることができます。

ペネトレイトブラシに米粒2,3粒程度レザーコンシーラーを取り、全体にムラなく塗り広げていきます。

その後、すぐに磨いていきます。

※全体が色抜けしているため、レザーコンシーラーを靴クリームと同様に全体的に塗り広げ、ムラが出ないよう、塗ってからすぐにブラッシングをしました。

※色移りの可能性がありますので、レザーコンシーラーを塗った後は、6時間以上乾燥させ、ブラッシングとから拭きで仕上げてください。

乾燥させてから、靴クリームを使って磨いた写真こちらです。

 

【右足(画像向かって左)】がレザーコンシーラーを使ったあと、靴クリームを使って仕上げた靴です。

【左足(画像向かって右)】の、色付きのクリームだけ使って仕上げた写真と比べると、色が入り、濃くなっていることがわかります。

 

部分的に見るとさらに分かりやすくなります。

左が靴クリームだけ、右がレザーコンシーラーを使ってから靴クリームで仕上げたものです。

かかと下部も、レザーコンシーラーを使用した方(画像右側)がしっかり緑色が入っています。

 

全体的に色が入り、ツヤもしっかり出たことがわかります。

色付きの靴クリームを使っても、色乗りが悪い場合には、ぜひこちらのレザーコンシーラーをお試しください。

 

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シューケア&リペア工房 横浜高島屋

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