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1足5分 ガラスレザーの手入れ法

こんにちは。京都工房のサオオです。

 

暑い日が続きます。

今年の夏はかなり厳しい…そう感じて調べてみると、梅雨明け以降の京都は一週間近く猛暑日が続いていました。

 

私は暑さが苦手なので、夏はインドア派です。

最近は、梅雨時期に良く履いた靴の手入れをして過ごしています。

友人、知人、家族のものを含むと結構な数があって大変ですが、数が増える分だけ、磨いたあとの充実感も増します。

その中には、ガラスレザーと呼ばれる素材の革靴もありました。

 

 

ガラスレザーの魅力を保ちたい

ガラスレザーは、表面に樹脂加工を施した革です。

(詳細は前回のこちらのブログをご覧ください)

加工による強く、均一な光沢に加えて、「水を通しにくい」「汚れが染み込みにくい」などのメリットがある素材です。

 

汚れが染み込みにくいといっても、表面にホコリなどは付着しますので、メンテナンスは必要です。

そのままだと、ガラスレザーのせっかくの光沢が曇ってしまい、靴の魅力は半減してしまいます。

そこで、今回はガラスレザーの靴のお手入れ方法について、お伝えします。

 

 

ガラスレザーの靴を磨く道具

使用する道具です。

向かって左から

紗乃織 SANOHATAブラシ手植馬毛 ¥17,600(税込)

M.MOWBRAY PRESTIGIO クリームエッセンシャル ¥1,870(税込)

M.MOWBRAY ポリッシングコットンミニ3枚入り ¥440(税込)

紗乃織 SANOHATAブラシ手植豚毛 ¥16,500(税込)

M.MOWBRAY シルキーレザーグローブ ¥3,080(税込)

 

 

ガラスレザーの靴を磨く手順

まずブラッシングでホコリを落としていきます。

使うブラシは、SANOHATAブラシ手植馬毛です。

馬毛ブラシは柔らかい毛が高密度で植えられているため、靴本体とソールの隙間に入り込んだホコリも掻き出しやすいです。

 

 

次に、汚れ落とし・栄養・ツヤ出しを兼ね備えたクリームエッセンシャルを塗ります。

指に巻いたポリッシングコットンに、クリームエッセンシャルをとります。

片足あたり真珠1粒分くらいが適量です。

 

 

全体に行き渡るように塗り伸ばします。

 

 

シワになった部分は汚れが溜まりやすいので、丁寧に塗り込んでください。

この時点で多少塗りムラがあっても、次の工程で解決しますので気にしなくてOKです。

 

 

塗り終えたら、時間を置かずに即ブラシをかけます。

クリームエッセンシャルの成分が革の表面で乾燥してからですと、ムラが出やすくなってしまうからです。

ここで使うブラシは、SANOHATAブラシ手植豚毛です。

豚毛ブラシは他の靴磨き用ブラシに比べて、硬い毛が使われています。

この毛の硬さ、コシの強さは、クリームを靴全体に均一に馴染ませることに適しています。

 

手先だけを動かすのではなく、肘から先の腕全体を大きく動かして、ブラシをかけます。

小さな動きよりも、短時間でクリームエッセンシャルが馴染んで、ツヤが出てきます。

 

 

最後に表面を均し、余分な成分を拭き取るため、グローブで拭きあげます。

 

 

しっかり汚れが落ち、ガラスレザー特有の強い光沢が戻りました。

 

定期的にメンテナンスすれば、ガラスレザーの美しさは長く保つことができます。

今回ご紹介したガラスレザーのお手入れ方法は、慣れれば1足5分ほどで仕上げることができます。

他の素材に比べて、手軽なものです。

ガラスレザーの靴をお持ちの方は、今回ご紹介した方法を参考にしていただければと思います。

 

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