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【ROLLING DUB TRIO】底材に翡翠色という新たな選択肢

皆さまこんにちは。銀座工房のはたのです。

たびたび紹介している私物「ROLLING DUB TRIO COUPEN」(ローリングダブトリオ コペン)。

知人から譲り受けた大切な一足です。

コペンとコッペパンに関わりがあるかは不明ですが、見た目の丸さがなんとも愛くるしいです。

可愛い見た目とは裏腹に、太めのパンツやワークスタイルにも負けず、ばちっと全体に馴染んでくれます。

無駄な装飾が少ない分、スタイルが辛口になりすぎないので気に入っています。

【翡翠色の怪しいやつ】

以前から、標準装備のコルクレープからのリソールを検討して、どんな底材を張り込むか悩んでおりました。

そんな相談を浅草FANS.職工鈴木悠馬氏にしていたところ、履き心地、見た目共に高評価であった、Dr.soleでリソールすることに決定。

定番で市場に出回るようなソールではないので、どんな履き心地なのか気になりましたが、何よりも黒色チョイスで来るかと思いきや、なんとも鮮やかな抹茶色(翡翠色)を鈴木氏がおすすめしてくれます。

お気に入りのワークブーツに合うものか…と少々不安な面がありましたが、ここは職工のおすすめ、覚悟を決めてお願いいたしました。

 

 

【Dr.Soleとは】

40年以上続くラバーソール工場で世界中の靴のソールを作り続けてきた職人が、品質に妥協を許さない最高のソールを消費者に提供し続けるために2011年にDR.SOLEを設立。

時間の経過や環境に耐え抜く丈夫な製品を生むために40年の経験と知恵を元に、信頼する仲間と一緒に新しい発想や最新の材料を加えた製品を生み出すことを目指し、市場の変化と進化し続けるブランドです。

 

【職工の腕の見せ所】

コペン君のイベント出向も終わり、我が手元に戻ってまいりました。

ソールに目をやると、翡翠色がなんとも美しく、黒にしなくてよかったね、なんて鈴木氏とお話し。

思った以上に黒靴と馴染んでくれていることにびっくりしました。

もともとウェルトが茶色っぽいこともありますが、バランスを整えた鈴木氏の腕と、馴染むと思ってチョイスした感性にやや嫉妬。さずが伊達にブーツ触ってないな鈴木君。

 

蹴り上げた時の鮮やかさは健在ですが、立ってるときはまさかそんな色が付いているとは思わないほどの馴染み具合。

肝心の履き心地ですが、まずリソールについて。

鈴木氏のリソールを何回か着用して感じたのは、思った以上にかっちり仕上げてくるところ。

作業者によっては、ソール変更時に高さが合わなかったり、少し歪んだ感じがしたり、履き心地の変化を感じることがあります。しかし、鈴木氏のリソールは立った時にぴたっと地面に吸い付く、そんなイメージがありました。細かなところを気にして今まで作業していたからこそ、こんな仕上がりになるんだなと実感。だって作業で汚れやすいフィニッシャーもめちゃめちゃ綺麗に使いますもの。そういうところが作業にも反映されますよね。

 

【粘りと弾力が魅力的】

肝心なソールの履き心地ですが、イメージ通り、柔らかい足当たり。

しかし、クレープのように柔らかいわけではなく、弾力と粘りを感じる履き心地。

踏み込むと地面に食いつく感じがします。

雨の日も履きましたが、駅などの滑りやすい箇所でも想像以上のグリップ力を発揮してくれました。

 

何かと耐久性が求められる靴底ですが、このソールは耐久性に振りすぎないことで、多くの副産物を手に入れることができたのだと思います。きっと黒と翡翠でも履き心地が変わると思うので今度鈴木氏に聞いてみよう。

 

結果、想像以上に満足できたソールでした。

見た目のヴィンテージ感以上に断面の仕上がりもさっぱりしており、靴によってはドレスにもハマりそうです。

レザーも楽しいですが、各社の高分子物質の特性も魅力的。

また、新しい部材入りましたら紹介します。

気になる方は浅草FANS.へ。https://www.shoe-repair.net/category/blog/asakusa/

しかし、黒と履き比べてみたいな…

 

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