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ゴアテックスシューズは防水だからシューケアは必要ないの?【後編】

こんにちは。横浜工房の眞山です。

昨日に引き続きGORE-TEX(ゴアテックス)について解説します。

昨日は

・GORE-TEX商品に必ず付いている四角い黒いタグについて

・そもそもGORE-TEXって何?

・GORE-TEXの種類

について解説したところで終わってしまいましたが、本日はその続きから始めます。

 

▽昨日の前編はこちらからどうぞ▽

【ゴアテックスシューズは防水だからシューケアは必要ないの?前編】

 

 

 

 

耐水<撥水<防水

簡単に「耐水」と「撥水」と「防水」の違いを説明するとこんな感じになると思います。

・防水とは水を浸透させないこと。GORE-TEXメンブレンがその立ち位置です。

・撥水とは表地が水を弾くこと。撥水効果が弱まると、生地が水を含んでしまいます。

・耐水とは小雨程度に耐えられること。

 

 

 

 

靴の中を快適に保つために透湿性も重要

夏の日にビニールでできている雨ガッパを着た経験ございませんか?

汗が外に逃げずカッパ内は蒸し風呂状態になり、洋服どころか下着まで汗でビショビショになりました。

快適に靴やウェアを着るには透湿性はとても重要です。

 

 

 

 

GORE-TEX採用の靴のメリット

GORE-TEXの最大のメリットは、やはり防水性にあります。

出勤時や外回りの途中で雨に降られたり、ゲリラ豪雨に遭遇したり、雪解け道で足がびしょ濡れになったり…など、急な天候の変化はビジネスの付き物です。

そんな場合でも防水性に優れたGORE-TEX採用の靴であれば、靴の中が濡れることがなく快適に保てます。

また最近ではビジネスシーンでも履けるデザインが豊富に展開しています。

 

 

 

 

GORE-TEX採用の靴のメンテナンス

皮脂や汚などが付着した状態で長期保管していると、防水性や透湿性などのパフォーマンスが十分に発揮されなくなります。

GORE-TEX採用の靴をいつまでも快適に履くにはメンテナンスが大切。日頃からキレイに使うことでその分製品の寿命も伸ばすことができます。

アッパーに汚れがなければ、靴の中の湿気が逃げやすくなります。そのため、アッパー(表の革)素材にふさわしい方法で日頃のお手入れが必要です。

一般の靴と同じようなお手入れをすれば十分です。

例えばアッパー素材がスムースレザー(ツルッとした革)の靴であれば

①靴ヒモを外す

②シューズキーパーを入れる

③ホコリを取る

④汚れを取る

⑤クリームを塗る

⑥ツヤ出し

⑦カラ拭き

 

▽詳しくはこちらのブログで解説しています▽

【今さら聞けない“靴磨きの手順”】

またGORE-TEXに穴や破れが起こると防水性が損なわれてしまうので、靴の中に入った小石や砂利など鋭利なものはGORE-TEXを傷つける可能性があるため、脱いだたとはしっかりと振り落として下さい。

このようなちょっとした心掛けで快適性を長持ちさせることができますよ。

 

 

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 高島屋横浜店

〒220-8601
神奈川県横浜市西区南幸1丁目6-13 横浜高島屋 6F 紳士靴売場

工房直通:045-620-9595

 

 

 

 

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