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新品の革靴を早く足に馴染ませるには。

こんにちは。シューケアマイスター工房 銀座店のナガオです。

 

新品の靴を履いた時、まだ足に馴染んでいなくて痛い部分がある。

そんな経験はございませんか?

 

「革靴が足に馴染む」とは、

革靴のアッパー(足の甲を包む革の部分、)やソール(足を支える土台部分)が

足の形に合わせて伸びたり圧縮したりすることで履きやすくなることを言います。

早く革靴を足に馴染ませて

足が痛くならないようにするにはどうすればよいのか?

その方法のひとつに

保湿クリームを塗りながらその靴を継続的に履く、

という地道なものがあります。

 

履くと痛い革靴を、できるだけ早く足に馴染ませたい。

そんな時におすすめの保湿クリームと、その理由をご紹介たします。

 

 

【M.MOWBRAY】デリケートクリーム 

革靴、お財布、バッグやジャケットなど、

スムースレザーの皮革製品全般に使用可能な栄養・保湿クリームです。

 

水分を豊富に含み、伸びが良くとろっとしたジェルのような質感のクリームです。

少量で皮革にやさしく浸透していくので、お手入れ初心者の方にもおすすめです。

油分を抑えた配合のためベタ付かず、マットで自然な仕上がり。

 

一般社団法人日本メンスファッション協会(MFU)主催

「2020年 第18回 グッドエイジャー賞」の認定商品に選出されました。

 

 

なぜデリケートクリームがおすすめなのか?

それは、「ラノリン」という

革の柔軟剤とも呼ばれる成分を豊富に含んでいるから。

 

ラノリンとは

羊毛に付着しているウールグリース(羊毛脂)を精製して得られる天然油脂です。

人間の表皮脂質に似た成分が多く含まれてます。

 

ラノリンは

自重の2倍~3倍の水分を包み込んで保持することができます。

そのためラノリンを含んだ革は水分量が増し

柔らかい状態を保ちやすくなります。

 

水と油、どちらにもなじみやすい性質を持ち

革に浸透しやすく、表面を保湿する働きがあります。

ワセリンやグリセリンと比べて

保湿効果が長く持続することも研究で実証されているのだとか。

 

また、ラードのような体内脂肪(皮下脂肪)ではないため、

動物が傷つけられることはありません。

毎年刈り取られる羊毛から精製されるため

人や環境にも優しい、再生可能なサスティナブル素材と言えます。

 

デリケートクリームの使い方

汚れ落としをした後、

痛い部分だけでなく革靴のアッパー全体にデリケートクリームを塗り広げて

豚毛のブラシでブラッシング。

その後は定期的に履いて馴染ませていきます。

 

一度その革靴を履いたら、シューツリーを入れて

2~3日は休ませることがおすすめ。

5回くらい履いたら、もう一度汚れ落としからケアしましょう。

 

 

履く頻度や、その革靴の加工などによってまちまちですが

少しずつ革靴が足に馴染んでくるはず。

ですが、痛みがなかなか改善できないとき、

ぜひ工房までご相談ください。

 

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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店

東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 5F

工房直通:03-3535-9637

 

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