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あぁ痛い!“靴ズレが発生した時の対処法”

こんにちは。

今日はお気に入りのコンバースのスニーカーを履いて出勤しました。

家を出てから5分後、

「このスニーカー靴ズレするんだった…」

時間にゆとりを持って生活する性格ではない私は、靴を履き替えに家に帰る時間なんて、もちろんありません。

このまま強行突破あるのみです。

 

 

 

【靴ズレ発生】

職場についてカカト見てみると皮が剥けるほどの靴擦れは逃れましたが、少し赤くなってました。

こんな時、出先だと絆創膏を貼って対応することもありますが、根本な所から改善しておかないと学習能力が低い私は、今朝と同じ過ちを繰り返し、後日また痛い目に合うはずです。

 

 

 

【原因を追求する】

スニーカーを履くことが多い私ですが、普段は靴ズレは起こりません。なぜ靴ズレが発生したのか原因を考えていきます。

まずは靴ズレが発生していた箇所はスニーカーのどの位置にくるのか確認。

デザイン性もあるかと思いますが、履き口の1番上の部分は破損しやすい場所なので布が重ねて補強されています。この履き口補強のことをパイピング加工と言います。このパイピング部分が布の厚みを増し、さらに硬さが出てカカトに触れていたようです。

 

 

 

【靴の構造を確認する】

他のスニーカーと比較するとヒールカップ(靴の中のカカトが収まるところ)が深く、足を入れた時のカカトの当たり方が普段と違います。また、インソール(中敷)が外せるタイプのカップインソールでした。

 

 

 

【解決方法を考える】

パイピング部分がカカトに当たって痛くなっているので、当たらないようにすれば解決します。

先ほども少し話しましたが絆創膏をカカトに貼って、カカト側をカバーすることも1つの解決方法かと思います。しかし今回はインソールを入れてスニーカーの中のカカトの位置を上げて、パイピングがカカトに当たらないようにします。

元々入っていたオリジナルのインソールがカップインソールだったので、外した下にインソールを入れて高さを調整します。そうすることによりヒールカップ内が浅くなり、当たって痛かった場所がズレます。

 

その後にオリジナルのインソールを戻せば見た目もあまり変わりません。

 

 

 

【比較する】

約1cm厚のヒールパッド(カカトのみのインソール)を入れて高さを出します。

 

 

右足はヒールパッドを入れていない状態です。

オリジナルのインソールからパイピング上部までは約6cm。

 

 

 

ヒールパッドを入れた左足はカカトの位置が上がり、約5cmになっています。

 

 

インソールを入れてヒールカップの調整を行った方は左足(画像右側)です。

小さな違いですがこれでパイピングがカカトに当たらなくなり解決しました。

 

 

 

【使用したアイテム】

club VINTAGE – M.MOWBRAY - ヒールパッド 

 

 

 

【ついでに】

インソールを外すことなんて普段あまりないと思います。外してビックリ!すごく汚れていました。

 

 

せっかくインソールを外したので、馬毛ブラシを使用しホコリを落とします。

紗乃織 SANOHATAブラシ馬毛

 

 

ホコリ落とし用のブラシだと靴の中にブラシが入らず、ホコリが払えません。こういう時は靴クリームを塗るための小さいブラシ、ペネトレィトブラシが活躍します。

M.MOWBRAY ペネトレィトブラシ

 

 

靴ズレが解消され帰り道は快適に歩けました。

インソールはクッション性の向上やサイズ調整のみならず、このような使用方法もあります。

お悩みがございましたら、ご相談ください。

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