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「靴磨き好き必見」心奪う、山羊毛ブラシの魅力

こんにちは。

横浜工房 シンジョウです。

久しぶりに映画館で映画を見てきました。

前回映画館で見たのが2020年の9月頃だったので約1年ぶりです。

今回は観た映画は「ルパン三世 カリオストロの城」です。

何度もテレビ放送はされていますが、やはり映画館で見ると一味違いました。

最後の銭形の名シーンは何度見てもシビレますね。

 

さて

 

靴磨き好きなら1つは持っておきたい憧れのアイテム。

『手植えの山羊毛ブラシ』です。

 

SANOHATA BRUSH×M.MOWBRAY 手植えブラシ 山羊毛 ¥18,700(税込)

 

【用途】

基本的なお手入れの流れは、「馬毛ブラシでホコリ落とし」→「クリーナー」→「クリーム塗布」→「豚毛ブラシでツヤだし」→「仕上げ(グローブ・布で乾拭き)」です。

では、どのタイミングで「山羊毛ブラシ」を使うのでしょうか?

それは、靴磨きの最終工程で行う「仕上げ」です。

この「仕上げ」の際にグローブや布の代わりに「山羊毛ブラシ」を使います。

 

 

グローブや布で仕上げるよりもきめ細やかなツヤをだすことができます。

 

【その他の用途】

基本的なお手入れの仕上げ以外にも活躍する場面があります。

・ハイシャインの仕上げ&仕上げ直し

・コードバンやエナメル等のツルっとした靴の仕上げ

等、これら以外にも使用用途は有りますが、どれも特別な場合が多いです。

なので山羊毛ブラシは、お手入れをする際に必ずしも必要な物とは限りません。

なぜ山羊毛ブラシ、特に手植えの物に憧れを持つ靴磨き好きが多いのでしょうか?

 

今回は、「なぜ、絶対に必要ではない山羊毛ブラシに憧れるのか?」

手植えブラシ山羊毛の魅力を掘り下げていきたいと思います。

 

【魅力 其の壱】圧倒的な当たり毛の柔らかさ

何と言っても山羊毛100%のブラシの最大の特徴はブラッシングの際の「圧倒的な当たりの柔らかさ」です。

※当たりの柔らかさ=靴にブラシが触れる時の柔らかさ。

柔らかい毛のブラシは数多くありますがブラッシングした時の当たりの柔らかさが、どの毛のブラシよりも優れています。

その当たりの柔らかさにより、ハイシャインに使用しても鏡面を傷つけることなくきれいに仕上げることができます。

 

【魅力 其の弐】山羊毛ブラシ界NO.1⁉の毛足の長さ

其の壱にも繋がりますが、圧倒的な当たりの柔らかさを実現している理由が毛足の長さです。

 

 

この毛足の長さが、他の山羊毛ブラシに無い魅力です。

同じ山羊の毛であれば、長ければ長いほど柔らかくブラッシングの際の革とブラシの間に生まれる摩擦が小さくなります。

 

【魅力 其の参】毛の抜けにくさ

山羊毛ブラシは、馬毛や豚毛に比べ非常に細い毛で出来ています。

その為、機械植えの接着のみで出来てるブラシだと、使い込めば使い込むほど毛が抜けてしまいます。

山羊毛ブラシは仕上げに使う事が大半なので、直接クリームを伸ばす豚毛ブラシに比べると育つ(毛にクリームの油分が蓄積しツヤが出やすくなる)までに非常に時間が掛かります。

なので、苦労して育ててもすぐに寿命を迎えてしまってはもったいないですよね?

手植えブラシであれば職人が紐で毛を縛り上げているので、毛が抜けることによって寿命を迎えることがほとんどありません。

 

 

【魅力 其の肆】テンションが上がる

壱・弐・参と魅力を語ってきましたが、個人的に手植えブラシ山羊毛の最大の魅力だと思うのが

『使っているだけでテンションが上がる』という点です。

道具にはそれぞれいろいろな魅力があると思いますが、私が大切にしているのは「テンションが上がるか」ということです。

その点で手植えブラシ山羊毛は最高の商品ではないでしょうか?

「使い込まれた職人仕様の道具を使う」想像するだけでテンションが上がりませんか?

 

 

このようなたくさんの魅力が靴磨き好きを魅了するのではないでしょうか。

 

そう、手植えブラシ山羊毛はとんでもない物を盗んでいきました。

「あなたの心です。」

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