SHOESHINE GRAND PRIXファイナリスト 有野さんにインタビュー
こんにちは。シューケアマイスター工房銀座店の齋藤です。
9月6日・7日に福岡三越にて開催されました、SHOESHINE GRAND PRIX2025年にて、有野拓洋が無事FINALROUNDに駒を進めることが出来ました。
今回は、そんな有野さんにインタビューしましたので、是非ご覧ください。
プロフィール
名前:有野 拓洋(アリノタクミ)
所属:シューケアマイスター工房 銀座店
2022年に株式会社R&D入社
エントリーNo.25
SHOESHINE GRAND PRIX(旧:靴磨き選手権) 2023、2024出場
Q:福岡予選お疲れさまでした。終始、落ち着いている印象でしたが、大会中はどんな気持ちでしたか。
A.会場の雰囲気や、他の選手の気迫に飲まれないように平常心を心掛けていました。
結果発表の直前は、とてもそわそわしていました。
Q:練習でのこだわり、意識していたことなどがあれば教えてください。
A.“腕前は1日サボると3日戻る”を信条にしており、毎日継続して積み重ねていました。
決められた時間内で、いかに効率よく作業できるかが勝負なので、コンディショニングやポリッシュなど工程を細分化して練習したりもしていました。
Q:有野さんは敷き革や黒い容器の様な物の上にワックスを置くなど、特徴的な道具を使用していたのが印象的でした。どんな狙いがあったのでしょうか。
A.敷き革は、シルバーの塗装がされた型押しのレザーを使いました。卓上の細かい汚れに気付きやすいため、靴を汚すリスクが減りますし、見た目も華やかで気分があがります。
ワックスなどの缶は滑るので、シリコンパッドの上に置いていました。強く指でタッチしても動かないので安心です。
Q:大会でポイントとなった商品があれば教えて下さい。
A.二日目の靴が、ナチュラルな仕上げのコードバンという難題でした。ワックスだけでは凹凸が処理しきれないと感じたので、レザースティックを用いてしっかり時間をかけて、表面を平らに整えました。また、M.MOWBRAY THE DEEPで革の表面をしっかり目止めしたことで、その後のワックスの乗りが飛躍的に上がったのも仕上がりに影響しています。
結果的に、コンディショニングとよばれる下準備を焦らず丁寧に行ったことが、結果に繋がったと感じています。
Q:FINALROUNDへの意気込みをお願いいたします。
A.いつも通り、一足一足と向かい合って、心を込めて磨きます。
持てるすべてを出せるように、しっかり準備して臨みますので、応援よろしくお願いいたします。
福岡予選Bブロックにて、堂々の第1位でのファイナル進出を決めた有野さん。ファイナルラウンドでも落ち着きのある所作から仕上げられる、華やかで透明感のある仕上がりに注目です。
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シューケアマイスター靴磨き工房 三越銀座店
東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 5F
工房直通:03-3535-9637
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