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【初心者でも簡単】ビーズリッチクリームでツヤを出すコツ

こんにちは、シューケアマイスター工房日本橋店のナガオです。

 

ビジネス用の革靴は、磨いてツヤを出すと見た目が一気に引き締まります。

ただ、靴クリームは「塗ればOK」ではなく、ちょっとしたコツで仕上がりが大きく変わります。

 

日本橋工房で取り扱うクリームのなかで、色付きがよく最も強いツヤが出るクリームはENGLISH GUILD ビーズリッチクリームです。

 

今回は、ビーズリッチクリームを使って、初心者でも速く、キレイに仕上がる手順とコツをまとめます。

 

 

このブログの結論をはじめに言ってしまうと、

クリームを薄く塗り広げたら、乾く前にブラッシング

これが一番のコツです。

 

 

用意するもの

SANOHATA馬毛ブラシ(ホコリ落とし)

M.MOWBRAY ステインリムーバー

M.MOWBRAY リムーバークロス

M.MOWBRAY ペネトレィトブラシ豚毛(塗布用ブラシ)

SANOHATA豚毛ブラシ

SANOHATA馬毛ブラシ(ツヤ出しブラシとして使用。なくてもOK)

M.MOWBRAY シルキーレザーグローブ

ENGLISH GUILD ビーズリッチクリーム

 

手順

1.馬毛でホコリを落とす

最初に、SANOHATA馬毛ブラシで靴全体のホコリを落とします。

羽根まわり、縫い目、コバ(革靴本体と靴底の間)の近くはホコリが残りやすいので、少し丁寧にやるのがおすすめです。

ホコリや汚れが残ったままだとキズやムラになることも。まずはここで土台を整えます。

 

2.ステインリムーバーで汚れを落とす

次に、M.MOWBRAY ステインリムーバーM.MOWBRAY リムーバークロスに少しだけ取って、古いクリームと一緒に汚れを落とします。

ステインリムーバーの量の目安は片足500円玉くらい。

強くこすらず、なでるように拭き取るのがコツです。

汚れをある程度落としたあとは、1〜2分でよいので少し置いて、表面が落ち着いてから次へ進みます。

 

3.ビーズリッチクリームを“少量”薄く伸ばす

片足につき、まずは米粒2,3粒くらいから始めるのがおすすめ。

クリームを塗りすぎると、革に吸収されない油分やロウ分が表面に残ってしまい、ツヤが出ずムラになる原因になります。

足りない分はあとで足せるので、最初は少なめが正解。

ペネトレィトブラシ豚毛で、縫い目やシワの部分も意識しながら、靴全体に薄く伸ばします。

ペネトレィトブラシ豚毛の毛が半分寝るくらい、少し強めに圧力をかけるのがコツです。

 

4.【ここが本題】塗り広げたら、乾く前にブラッシング

ビーズリッチクリームでツヤが出にくいときは、多くの場合、乾かしすぎが原因になります。

おすすめは、次の流れです。

1-クリームを薄く塗りひろげる

 このとき、クリームが少しマットな質感になったら豚毛ブラシの合図。

上の画像は、クリームを塗り始めてすぐの状態。クリームそのもののツヤが残っています。

上の画像のように、ペネトレィトブラシ豚毛で圧力を加えながらひろげて、クリームが少しマットになったら次に進みます。

2-クリームが乾き切る前に、SANOHATA豚毛ブラシでシャッシャッとブラッシングする

 同じ方向だけでなく、縦、横、斜めと色々な角度でブラシを走らせるとムラになりにくいです。

3-豚毛ブラシを全体にかけたら、すぐにSANOHATA馬毛ブラシを使って同じようにブラッシング

 この馬毛ブラシはホコリ落としに使ったものとは別の物を用意します。

豚毛ブラシだけでも十分にツヤは出てきますが、馬毛ブラシで表面のロウの膜を整えるとグッと引き締まったツヤに変化します。

 

5.最後に乾拭きして仕上げ

ブラッシングで整えたら、M.MOWBRAY シルキーレザーグローブで軽く乾拭きして仕上げます。

このとき、シルキーレザーグローブが引っかかるようであればまだクリームが残っているサイン。

いちどブラシをかけなおして、引っかかりが無くなれば完了です。

 

よくある失敗と、原因別の直し方

・クリームを塗った跡やブラシの跡が残っている  ⇒ 原因:クリームを塗ってから放置しすぎて、乾き切っている。量が多くて膜が厚い。

・豚毛ブラシをかけたあと白っぽく曇ってしまう ⇒ 原因:クリームが多すぎて油分が表面に残っている。古いクリームを取り切れていない。

⇒対策:汚れ落としを丁寧にして、クリームは薄く。曇ったときは、豚毛ブラシの回数を増やして、最後に乾拭きを足すと改善しやすいです。

 

気をつけていてもクリームが乾いてしまったときは?

より柔らかい無色のクリーム(M.MOWBRAY アニリンカーフクリームがおすすめ)を少量ペネトレィトブラシ豚毛にとり、靴全体に塗り広げましょう。

柔らかいクリームに含まれる油分などが固まってしまったビーズリッチクリームをふやかし、再び動かせる状態になります。

クリームが全体に行き渡り、少しマットな質感になったらすぐにブラッシングしましょう。

 

左側はクリームで磨く前、右側はビーズリッチクリームで磨いた後の状態。

 

まとめ

ビーズリッチクリームでツヤを出すコツは、テクニックよりタイミング。

クリームを薄く塗り広げたら、乾く前にブラッシング

この流れを押さえるだけで、ビーズリッチクリームが革靴の良い光沢を最大限引き出し、印象を引き締めてくれます。

 

今回ご紹介した手順とコツはビーズリッチクリームの他にも、コードバンクリームレノベーターなど少し硬めのクリームで磨くときにも効果的です。

ぜひお試しください。

 

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三越日本橋本店 本館2F 紳士靴売場

メンズシューズケア&リペアカウンター

工房直通:03-6225-2078

 

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