【梅雨対策】なんとなくしていた防水スプレー
こんにちは。京都工房の西澤です。
4月のフレッシュな雰囲気を感じていたと思いきや、あっという間に5月も終わろうとしています。
5月と聞くと頭によぎるのが「梅雨」です。
我々のような靴磨きの仕事をしていると、5月は梅雨直前という思いが強いです。一種の職業病というやつですかね。
この話の流れで何を紹介するのか薄々気付いているかと思いますが、
今回のブログは梅雨を乗り切るアイテムのご紹介です。
雨 VS 革
お持ち込みいただくアイテムの中で、数多の革たちが雨によってボロボロになっているのを目にしてきました。
革という素材に対し、やはり雨は天敵。
乾燥する原因となったり、染みになったりと踏んだり蹴ったりです。
革が雨に濡れた後の対処法として、濡れたタオルで全体を拭く、クリームで保湿するなど色々なアプローチがありますが、今回は最も簡単な対策法です。
雨に濡れることを対策しよう
上記に書いた対処法はどれも濡れた後の話です。
「ゲリラ豪雨」という言葉もここ数年で定着したように、雨とはいつ降るか予測できません。
備えあれば憂いなしという言葉があるように梅雨の時期はいつ降るかわからないため、濡れる前に対策を立てることが重要です。
では具体的に何をしたらいいのでしょうか。
防水スプレーです。
最も知られている対処法ですね。
ただ、知っていても気を付けてやっているかと聞かれると自信を持って答えられない人もいるのではないでしょうか。
今回はただの防水スプレーの紹介というよりは、どれくらいの頻度で使用すればよいのか、1回でどれくらいかけるのかなど、具体的にお伝えできればと思います。
防水スプレーの使用頻度はどれくらい?
ちょっとでも弾くと考えると1カ月後でも弾くことはありますが、
雨の日に履いてしっかりと効果を発揮してくれる期間を効果時間と定義すると1週間から10日ほどです。
防水スプレーは吹きかけてからの時間の経過や靴を履くうちに少しずつ防水効果が落ちていきます。
あくまでも期間限定の雨対策であることを念頭に置き、定期的に使用することが大切です。
防水スプレーには防汚効果もありますので、防汚対策としての使用もおすすめです。
1回で使用する量はどれくらい?
1足あたり、大体2~3秒ほど満遍なく吹き付けてください。
これを1回として、3回ほど重ねて吹き付けるとより効果的です。
1回でもよいのですが、前途でも記述したように、時間が経つにつれ効果が薄れていくので、ある程度使用してもすぐに効果が持続するようにするのがおすすめです。
防水スプレーの手を固定し、靴をクルクル回すように動かすと吹きかけやすいです。
なんとなくしていた防水スプレー
今回は防水スプレーの持続時間や1回あたりの使用量を具体的な数字を使って紹介させていただきました。
「まだ効果は残っているかな?」と感じた場合は、とりあえずやっておくというメンタルがなんだかんだ重要だというお話でした。
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シューケアマイスター靴磨き工房 京都店
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