梅雨のダメージに備える!スエードスニーカーの補色ケアガイド
こんにちは。シューケアマイスター工房銀座店の有野です。
到来した梅雨、そして夏に向けて活躍するスエードスニーカー。
やわらかな質感と上品な雰囲気が魅力ですが、気づけば色あせや白っぽさが目立ってきていませんか?
特に雨や強い日差しが増えるこの季節は、スエードの色抜けや退色が進みやすい時期。
お気に入りの一足も、少し色が褪せるだけで全体の印象が大きく変わってしまいます。
そこで今回は、スエードスニーカーの風合いを損なわず、手軽に色味を補える補色アイテムをご紹介します。

今回ケアしていくのはこちら。
昨年の夏ごろに購入してから、夏季や雨天メインで履いていたadidas GAZELLEです。
防水スプレーとブラッシングで日頃のお手入れをしていましたが、ブラックが色落ちして青っぽくなっています。

使用するのはこちら。
・筆
・汚れても良いお皿
その他、ホコリ落ち仕様のブラシやマスキングテープをご用意ください。
など。

それでは始めていきましょう。

近くで見ると、色落ちによる白化が目立ちます。

まずはソール周りをマスキングテープで覆います。

先端を押し込むことで、補色用のリキッドがスポンジに染み込んでいきます。
スポンジ部分を使って塗布するので、簡単に作業が可能です。
また、スプレータイプと違いピンポイントの補色にも対応しています。

細かい部分の補色の際は、筆を使っていきます。
お皿にスポンジを押し当てて、リキッドを絞り出します。

筆に取って補色していきます。

ライトブルーの部分に色が入らないよう、慎重に周りを補色します。
もしうっかり触ってしまっても、スムースレザーの場合はすぐにステインリムーバーで拭けば大丈夫です。


全体を一周補色しました。
FAMACO スエードカラーダイムリキッドは細かな色調整ができるよう、優しめの着色力になっています。
濃くしたい場合は、2度3度と重ね塗りをすることで、好みの発色にすることができます。


一晩乾かして、もう一度補色していきます。

細かい段差や、スムースとの境目は入念に筆で入れていきます。

2日かけて2周入れてみました。
発色も黒くなってきて好みに近づきました。

スポンジで押さえつけて補色しているので、本来起毛しているスエードの毛が寝た状態になっています。

ツイストワイヤーブラシを用いて、毛を起こしながらブラッシングしていきます。

毛の根元まで浸透し、黒さが濃くなっているのが分かります。

Before

After
作業前の状態と比べてみました。
いかがでしょうか。
発色だけでなく、栄養を与える効果でしっとりと滑らかな表情に仕上がりました。
さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回は、FAMACO スエードカラーダイムリキッドでの補色作業をご紹介しました。
仕上げに防水スプレーを使用することで、より雨や汚れに強い状態をキープできます。
ぜひお試しください。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
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