Meister interview vol. 50 〜 SHONAI-SHOE-SHINE 長堀 康平さん 〜
革靴、皮革製品、靴磨きやファッションなどに精通しているプロフェッショナルな方々を
M.MOWBRAY認定のシューケアマイスターがインタビュー。
お仕事の内容、こだわりや人となりについてご紹介する企画です。

今回インタビューにご協力してくださったのは、
山形県庄内エリアを拠点に活動する「SHONAI-SHOE-SHINE」の長堀 康平さん。
昼は農業、夜は皮革製品のメンテナンスという二つの仕事に携わりながら、
地域の革靴ユーザーに寄り添う活動を続けています。
革靴との出会いから、シューケアへの想い、そして日々大切にしている暮らしの考え方についてお話を伺いました。
趣味だった靴磨きが仕事になるまで
■まずは現在のお仕事内容について教えてください。
昼は農業をしながら、夜は皮革製品のメンテナンスを行っています。
革靴をはじめとするレザーアイテムのケアを通して、地域の方々に長く愛用していただくためのお手伝いをしています。
■この活動を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
もともと革製品、特に革靴の手入れが趣味でした。
自分の靴を磨いているうちに、靴磨きの奥深さに魅了されるようになったんです。
そして、地元でも大切な靴を長く履き続けたい方の力になれたらと思い、活動を始めました。
お客様の驚きが原動力
■活動の中で、一番のやりがいを教えてください。
お客様のリアルなリアクションですね。
仕上がりを見て「こんなに変わるの!?」と驚いてくださったり、心から喜んでいただけた時は本当にうれしいです。
その笑顔を見るたびに、この仕事を続けていて良かったと感じます。
「頑張りすぎない」を大切に
■日々の暮らしの中で心がけていることはありますか?
何事も頑張りすぎず、気楽に取り組むことですね。
根を詰めすぎると長続きしないので、「ゆるく長く続けること」を大切にしています。
■物を大切にするために習慣にしていることはありますか?
よく観察することです。
靴や革製品の小さな変化に早く気づくことで、手遅れになる前に適切なケアができます。
大きなトラブルを防ぐためにも、日頃から状態を確認することを心がけています。
貯金をして迎えた「ZEN」
■お気に入りの靴を教えてください。

宮城興業Arthfulの「ZEN」です。
ショールームで見た瞬間に一目惚れしてしまい、そこから貯金をして購入しました。
ワイルドな表情を持つ猪革の質感が本当にたまりません。
履き込むほどに表情が変化していくところも魅力ですね。
雨や雪の多い地域だからこそ
■シューケアで愛用しているアイテムはありますか?

M.MOWBRAY PRESTIGIOの「リッチデリケートクリーム」と「ビーズエイジングオイル」です。
庄内地方は雨や雪が多いため、革の保湿やコンディション維持に役立つアイテムとして重宝しています。
また、M.MOWBRAYの「マルチカラーローション」は長靴のケアにも活用しています。
靴の湿気をしっかり逃がす
■保管方法で気を付けていることはありますか?
シューツリーは靴を脱いですぐではなく、一晩置いてから入れることが多いです。
まずは靴の中にこもった湿気をしっかり逃がすことを優先しています。
小さなことですが、靴を長持ちさせるためには大切なポイントだと思います。
おわりに
「頑張りすぎず、気楽に。」
長堀さんの言葉からは、肩の力を抜きながらも、目の前の一足に真摯に向き合う姿勢が伝わってきました。
日々観察し、小さな変化を見逃さないこと。
そして無理なく、長く付き合っていくこと。
革靴との向き合い方は、どこか暮らしそのものにも通じているように感じます。
庄内の地で、一足一足と丁寧に向き合う長堀さん。
農業と靴磨き、一見異なる二つの仕事に向き合いながらも、
その根底には「長く大切に使うこと」への想いが流れているように感じました。

今回のインタビューは以上です。
次回のインタビューもお楽しみに。
店舗情報
SHONAI-SHOE-SHINE
Instagram:@shonai_shoe_shine












