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靴の中の変化も見逃さない

こんにちは。大阪工房のしおりです。

長く愛用している靴には様々な変化が出てきます。

革が足に馴染み、少しずつツヤが出て、愛着が増すような変化。

靴底などがすり減る、消耗による変化。

では、この部分はいかがでしょうか。

 

 

靴は中も変化します

腰裏やスベリと呼ばれる、靴の内側のカカト部分。

こちらは足が擦れることで、徐々に薄くなってきます。

2枚の画像は、どちらも同じ靴です。
1枚目が3年履き込んだ状態。2枚目は新品の状態です。

1枚目の画像では一部分が薄くなってきていることがわかります。

 

腰裏は、靴を履いているときは見えない部分なので、変化が起きても意外と気付きません。

あまりに消耗が進むと、靴の形を保つための芯材(硬い材料)が割れてしまいます。

そうならないためにも、こまめにチェックすることをお勧めします。

 

 

靴の中も修理できます

腰裏は薄くなりすぎる前に、修理に出しましょう。

上から革を当て、縫い付けることで薄くなって擦り切れた部分の補強ができます。

(腰裏修理 片足 税込¥1,980~ 納期1週間~)

このように元の素材に近い革を使い、自然な仕上がりで修理できます。

 

 

思い当たる節、ありませんか?

腰裏部分を長持ちさせるポイントはいくつかあります。

・靴を履くときは、必ず靴べらを使う

・靴を脱ぐときは靴紐を解く、履くときは結ぶ

・サイズが大きく、靴の中で足が動く場合にはインソールを使う

足のカカトと、腰裏の摩擦を軽減させることで長持ちします。

 

すぐに傷んでしまうという方は「これはやっていなかったな」と、思い当たる節がありませんか?

お手持ちの靴の内側、ぜひチェックしてみてください。

 

 

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ルクアイーレ大阪8F イセタンメンズスタイル内

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