【クリームを塗る前に】革靴の汚れ落とし
こんにちは。シューケアマイスター工房 日本橋店のナガオです。
今回は、革靴の汚れ落としにおすすめの商品と、その使い方をご紹介いたします。
汚れ落としは必要?
汚れ落としの作業を行うかどうかで靴磨きの仕上がりは大きく変化します。
汚れ落としの作業を省くと、以前に塗ったクリームの上に重ねて塗ることになってしまい、クリームに含まれる保湿成分が革に染み込みにくくなってしまいます。
また、余計なクリームが革表面に残ることでツヤが出にくくなりベタついて、ホコリがついて乾燥しやすくなったりカビの原因になったりすることもあります。
汚れ落としをかけて革の状態をさっぱりさせることで、ムラになりにくくツヤが出やすくなり、保湿クリームも浸透しやすくなります。
汚れ落としにおすすめのアイテムと使い方
●M.MMOWBRAY ステインリムーバー
水性の汚れ落とし。クリームタイプやローションタイプの汚れ落としより革に浸透しやすく、奥から汚れを浮かせてくれるのが特長です。
●M.MMOWBRAY リムーバークロス
汚れ落とし用のクロス。表面の凹凸が汚れをキャッチしやすく、かつ革にキズが付きにくいのが特長です。
革靴の汚れ落としには以上2つのアイテムを使います。
汚れ落としの手順とコツ
1.リムーバークロスを指に巻き付け、よく振ったステインリムーバーを500円玉くらいの大きさになるようにじませます。
2.ステインリムーバーがにじんだ面を革靴表面にやさしく押し当て、円を描くように汚れと古いクリームを拭き取っていきます。
このとき、ステインリムーバーが浸透したところと浸透していないところの差ができると、シミやムラの原因になりやすいです。
差ができないように気をつけて、不安なときはパーツごとに作業しましょう。
3.以上の作業を数回繰り返し、リムーバークロスにあまり汚れが付かなくなったら汚れ落とし完了です。
汚れ落としの手順からポイントをまとめると、
・ステインリムーバーを付けすぎない
・強く擦らない
・円を描くように指を動かす
・差ができないよう均一に浸透させる
こちらの4点に注意すると、シミやムラになることはほとんど無いはずです。
汚れ落としの頻度
汚れ落としを行う頻度は、月に1回くらい。
3~4足をローテーションし、それぞれ5回履いたら汚れ落としを行うのがベストです。
そんな頻繁にはちょっと…と言う方は、最低限3回クリームを塗ったら一度は落とす、というところから始めてみてください。
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