navi

革靴のクラックを防ぐには。

こんにちは、横浜工房の小坂です。

気がつけば、2021年の2月もあっという間に終盤戦。
本の読み残しを防ぐべく、残る2日で無謀な巻き返しを図っております。

 

さて、「防ぐ」と言えば、多くの革靴好きのお客様より防ぎたいとご要望があるのが「クラック」。

乾燥、硬化、劣化など、さまざまな原因によって起こってしまう
画像のような革の裂けやひび割れ(=クラック)。

「必ず防ぐ」のは素材や年数、履き方によっては至難の業です…。
しかし、すこしでもそのリスクを軽減するための方法がいくつか存在します。
今回は、クラックを防ぐために抑えるいくつかのポイントをご紹介いたします。

 

 

ポイント① シューツリー

まずはシューツリー。

履かない期間は入れておくことで、シワが深く入ることによって起こるクラックを防ぐことができます。
形の合ったものを入れて、シワをピンと伸ばすようにするのが何より重要なポイントです。

 

 

ポイント② 雨濡れ

クラックを引き寄せてしまう原因のひとつが雨濡れ。
正確には、濡れて乾く時に、雨水とともに革の中の油分が出ていってしまった状態が続くことが大きな問題です。

油分が抜けて革が硬くなってしまった状態で履くことによって、
ひび割れのリスクが高まります。
画像のように銀浮き(革の表面に凹凸が出ている状態)などの別のトラブルが発生する場合もあります。

靴が雨に濡れてしまったら、
シミを防ぐために、まんべんなく全体を乾燥させて、

○デリケートクリーム
○乳化性クリーム

を使いしっかりと栄養補給をします。
革の柔軟性を取り戻し、再度履いた際に起きがちなクラックのリスクを軽減するのが大切です。
(銀浮き、塩浮きなどが起こってしまった場合のクリーニング方法は コチラ

 

 

ポイント③ クリームの塗りすぎ

以外に盲点な原因が「クリームの塗りすぎ」です。
革への影響を考えるあまり、良かれと思ってクリームを塗り重ねすぎると、

○古いクリームが硬化してひび割れる
○前に塗ったクリームが邪魔して、新しいクリームの栄養分が浸透しない

などの問題につながってしまい、
かえってクラックの起きやすい状態になってしまいます。

汚れ落としはシューケアの基本中の基本。

履きジワの部分はシューツリーでしっかりとシワを伸ばし、
特に念入りに、丁寧にクリーナーをかけることで、
汚れとともに古いクリームを除去してください!

 

 

まとめ

ポイント① シューツリー
ポイント② 雨濡れ
ポイント③ クリームの塗りすぎ

以上、クラックを防ぐための3つのポイント紹介でした。

「3つ全てを抑えれば必ずクラックが起きない」という訳ではありませんが、
リスクを少しでも軽減し、革靴を綺麗に、長く履くためには必要不可欠なポイントです。

大切な一足をヒビ割れの脅威から守るためにも、ぜひお試しください!

横浜工房 小坂


シューケア&リペア工房 横浜高島屋
横浜高島屋 6F 紳士靴売場

工房直通:045-620-9595
Instagram:@yokohama.shoecare
Twitter: @Yokohamacare


「シューケアマイスター」は (株)R&Dの登録商標です。