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革靴にカビが生えたときの対処法

こんにちは。二子玉川工房の寺田です。

 

先日、店頭のディスプレイを変更しました。

革靴のカビ対策用アイテムを並べ、その使い方を説明した動画を流しています。

 

カビのご相談が最も増えるのは、梅雨時です。

それに次ぐのが、これからの秋雨シーズンです。

9月は気温、湿度ともに、まだまだ高い状況ですので、革靴に発生するカビにはくれぐれもご注意ください。

 

予防方法は以下2本のブログにまとめてあります。

1足30秒でできる、革靴のカビ対策

革靴のカビ予防には専用クリーナーを

本格的な秋雨シーズンの前に、ぜひご覧ください。

 

とはいえ、ちょっと油断したときに、革靴にカビが発生してしまうことはあります。

今回のブログでは、カビが出てしまったときの対応方法をご紹介します。

 

 

シートタイプのカビ用クリーナー

カビの菌に直接アプローチするには、皮革製品対応のカビ対策品が必要です。

消毒用アルコール、キッチン用カビクリーナーなどは、革の色落ちリスクが高く、代用をお勧めすることはできません。

 

カビが生えてしまった靴には、シートタイプのカビ用クリーナーが使いやすいです。

M.MOWBRAY PRESTIGIO モールドクリーナーシート 税込¥880

 

液体のカビ用クリーナーであるモールドクリーナー(ミストタイプ)を染み込ませたシートが10枚入っています。

 

1枚の大きさは、17センチ×20.5センチです。

 

 

なぜシートタイプを使うのか?

カビが生えてしまった靴にモールドクリーナーシートをお勧めする理由は2つあります。

 

その1

カビを周囲に広げる心配がない。

カビが生えた靴にミストタイプのモールドクリーナーをいきなり吹き付けてしまうと、カビの胞子が空気中に舞い上がってしまうことがあります。

シートタイプでそっと拭き取ってあげれば、胞子は舞いにくくなります。

 

その2

使い捨てることができる。

カビを拭き取った布などは、使い回すことができません。

その布で他の靴を拭いてしまえば、布に付着したカビを靴に移してしまうからです。

 

私たちは、モールドクリーナーシートが開発される前はモールドクリーナー(ミストタイプ)を、捨てても良い布に染み込ませてカビを拭き取っていました。

これも悪い方法ではないのですが、布を準備する手間などを考えると、シートタイプを使った方が効率は良いです。

 

 

モールドクリーナーシートの使い方

モールドクリーナーシートの使い方は、カビが発生した部分を拭き取るだけのシンプルなものです。

注意していただきたいのは、一度拭いた面は他の部分に使わないことだけ。

ソール(靴底)の側面は、染み込んだ水分がなかなか抜けにくいため、カビが出やすいです。

この部分はシートを押し付けながら、念入りに拭いてください。

 

シートでカビを拭き取ったあとは、風通しの良い場所に置いて、1週間ほど経過を観察してください。

カビが再発していなければ、そのまま靴を履いていただいて問題ありません。

 

再発してしまった場合は、もう一度モールドクリーナーシートでカビを拭き取ってください。

その後、こちらの手順でミストタイプのモールドクリーナーを吹き付けます。

シートだけの使用に比べて、再発リスクを下げることができます。

 

 

カビは早めの対処が肝心

革靴の表面に白っぽいカビがフワッと出たくらいであれば、モールドクリーナーシートでの拭き取りだけで十分対処できます。

しかし、カビの発生を見逃し、長期間放置してしまった革靴は対処が難しくなります。

発生から時間が経ったカビによって革自体に染みができてしまうと、ほぼ改善は不可能だからです。

その場合は、染みが同化してしまうくらい、革を濃い色に染め直すといった大掛かりな手段を取る必要があります。

 

また、カビの臭い除去は難しいです。

除菌消臭ミストなどを長期的に使って、徐々に臭いが弱まるのを待つことになります。

(強いカビの臭いは、この方法でも改善できないことがあります)

 

カビは早めに見つけて対処することが肝心です。

下駄箱に入れた靴、靴箱で保管している靴は、定期的な状態確認をお勧めします。

 

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