靴の大事な糸。縫って直します
FANS.浅草本店のKOJIです。
最近息子の成長速度に驚いています。2歳の息子が副詞を覚えました。以前までは「おいしー」と言っていたところ、5歳児のお友達が「めっちゃおいしー」という言葉を使うのを覚えたのか、「めっちゃおいしー」、「めっちゃひといるー」などの「めっちゃ」を多用するようになりました。シナプスがどんどん繋がっていっているようです。
さて、本日ご紹介するのは靴の糸に関するお修理です。
今回お直ししたのはは「モカ」部分の糸。
まず靴の「モカ」とはなんぞやという方のためにご説明いたします。「モカ」とは「モカシン」の略で、靴のつま先側の意匠を指しています。ユーチップやローファーなどの甲に、U字に縫われている意匠です。
例を挙げますと、
上記の写真のように甲の部分がU字に縫われているのわかるかと思います。
今回は英国ブランドチャーチのローファーを修理いたしましたのでご紹介いたします。
内側と外側の糸のほつれがわかりますでしょうか。
今回の靴の場合このモカを縫い合わせている糸がほつれると、甲を押さえるができず履くこともできなくなってしまう構造です。そのため、しっかり縫い直しさせていただきました。
出来るだけ近い糸のお色味でほどけにくいように縫わせていただきました。履いていればほどけてくることもあるのが、このモカ部分。ほどけにくいように作業する事が大切です。
糸が緩くなってきた、またはほどけても直せますので一度ご相談ください。
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・料金:手縫い修理約10cm・・・¥2,200(税込)
・納期:作業1週間~
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