【ROLLING DUB TRIO】茶芯におススメのブラック&ベージュ仕様のレザーソール【CASPER】
FANS.浅草本店のYUMA.です。
「茶芯」という言葉も、市民権を得て久しい昨今。
ブーツ愛好家、アメカジ愛好家には説明不要。
たとえブーツに興味がない読者の方々であっても、雑誌やフリマアプリでチラリと見かけたことぐらいはあるのではないでしょうか?
もともとはヤフオクなどの検索ワードとして用いられていた言わば符丁のようなもの。
(茶芯とは、茶色く染色されている革に黒の顔料を塗って仕上げられた革のこと。90年代前半のREDWINGなどに見られ、その独特のエイジングに魅了されたファンは多い。茶芯の定義や退色の傾向に対して、マニア内であっても意見が分かれ今もなお喧々諤々の議論が展開される熱いコンテンツなのだ!)
実物の茶芯REDWING↓
ジーパンのようにアタリ部分は薄っすら茶色く見えます。
当時の生産体制の諸事情によって生まれた茶芯ですが、後年になりその風合いを評価する価値観が生まれ
現在多数のブーツメイカーでも”茶芯仕様”のプロダクトが人気を博しています。
FANS.のご近所、ブーツショップさんの「ROLLING DUB TRIO」(ローリングダブトリオ)もそのひとつ。
今回は、シャフトにうねるように入ったダイナミックな皺が持ち味の「キャスパー」というモデルをリソールしました。
上品なブラックのレザーソールでお仕上げしましたが、ダシ縫いには色味の異なるベージュ糸を使用しました。
敢えてソールとは異なる色味のダシ糸を使うことで、
ソールまわりが重くなりすぎず、履き込んでアッパーが茶色く変わったときにも、
ソールのブラックとアッパーのブラウンをゆるやかに繋いでくれる効果があります。
(アッパーとソールのブロッキングを強くつけすぎない)
また、履き込むごとにダシ縫いのステッチが汚れていけばいくほど、ナチュラルなグラデーションがつき、ブーツ全体の一体感も増していくはずです。
ダシ糸は4色からお選びいただけます(黒・茶・白・ベージュ)
もちろんベージュのダシ糸はブラウン系のウェルトにも自然に馴染みますので、
「白じゃちょっとステッチの主張が強すぎるんだよな~」
なんてときにもベージュがオススメです。
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