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【アウトソール】メスチャネルってつまり何?の話【ヒドゥンとオープンの間】その2

FANS.浅草本店のYUMA.です。

 

前回はメスチャネルのお話をしました。

前回の記事はこちらから

【アウトソール】メスチャネルってつまり何?の話【ヒドゥンとオープンの間】その1

 

では今日はメスチャネルの修理工程をご覧ください。

 

まずはガイドの線に沿ってナイフと包丁で切れ込みをいれます。(肝心なメスはもってません笑)

アールがつくつま先まわりがちょい難しいです。

 

ぐるっと刃をいれたら革を起こしていきます。

 

 

そうしてできたチャネルに縫いをかけます。

 

軽く水で濡らして柔らかくし、こくり棒で伏せていきます。

 

ざっと伏せました。

このあと乾いてからボンドで接着し、叩き込めば終了です。

その後インクをいれ磨き込むとこうなります。

 

 

いかがでしょう?

飾り車の効果もあってほとんど切れ込みが見えません。

 

マジファンジ。

 

仕上がりはヒドゥンチャネルと似ていますが、

ヒドゥンチャネルによくある「伏せた革が欠けてコバの厚みがガタガタになる」事象が起こらないというメリットがあります。

 

個人的に好きな仕様です。

みなさんのお手持ちの靴に「メスチャネル」はございますか?

 

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