【アウトソール】メスチャネルってつまり何?の話【ヒドゥンとオープンの間】その2
FANS.浅草本店 2020年10月01日
FANS.浅草本店のYUMA.です。
前回はメスチャネルのお話をしました。
前回の記事はこちらから
【アウトソール】メスチャネルってつまり何?の話【ヒドゥンとオープンの間】その1
では今日はメスチャネルの修理工程をご覧ください。
まずはガイドの線に沿ってナイフと包丁で切れ込みをいれます。(肝心なメスはもってません笑)
アールがつくつま先まわりがちょい難しいです。
ぐるっと刃をいれたら革を起こしていきます。
そうしてできたチャネルに縫いをかけます。
軽く水で濡らして柔らかくし、こくり棒で伏せていきます。
ざっと伏せました。
このあと乾いてからボンドで接着し、叩き込めば終了です。
その後インクをいれ磨き込むとこうなります。
いかがでしょう?
飾り車の効果もあってほとんど切れ込みが見えません。
マジファンジ。
仕上がりはヒドゥンチャネルと似ていますが、
ヒドゥンチャネルによくある「伏せた革が欠けてコバの厚みがガタガタになる」事象が起こらないというメリットがあります。
個人的に好きな仕様です。
みなさんのお手持ちの靴に「メスチャネル」はございますか?
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