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【REDWING】1930s’Sports Bootsをセパレートソールにカスタム【8076】

FANS.浅草本店のYUMA.です。

この間、20年ぶりに「Dr.ペッパー」を飲みました。

Dr.ペッパーとの出会いは強烈で今も鮮明に覚えています。
私がまだ小学生の頃、いつも遊ぶ公園の自販機に見慣れぬ紫色が鎮座しており、急遽ファイブミニをやめて買ったソレがDr.ペッパーだったのであります。

一口飲んで

「これは日本の味じゃねエ!」

と即ドロップアウト。
「タラタラしてんじゃねーよ」や「都こんぶ」で育ってきた当時の私は、いかにも外国っぽいフレーバーに対して強い拒否反応を示したのです。

時を同じく20年ほど前、近所に紫色の建物ができ「マックスバリュー」というスーパーマーケットがオープンしました。
地元系列のスーパーとは一線を画し、珍しい冷凍食品やお菓子が並ぶ“ニューフェイス”でありました。

そこで「今日のおやつ」枠として(安定のトッポをやめて)買ってもらったのが、「紫色の巻尺みたいなやらかいガム」でした。
正式名称はわかりませんが、アメリカンなパッケージに紫色した帯状ガムがセロテープのごとく巻いてあるのです。
ふにゃふにゃと柔らかく、そしてDr.ペッパーと同じ外国の味がするのです。(覚えてる人はいますか?)

これも全く受け付けずロクに噛まずにドロップアウト。
幼い私は「とにかく紫色した外国っぽいパッケージは(私的に)地雷」ということを学んだのです。

その後Dr.ペッパーを手に取ることもなくなりましたが、「コーラよりドクペ」を信条とするドクペ教徒なる者が存在するという噂も巷で耳にしていました。

『味覚の好みは人それぞれですから各々好きなもん飲みねい』

というスタンスのもと、不自由ないコーラ生活を送ってきましたがここにきてドクペ教徒と邂逅したことで20年貫いたコカ・スタンスが揺らぐことになったのです。

何を隠そう今季入社したスタッフがドクペ教徒だったのです。
彼ははじめて飲んだ時その味に衝撃を受け、以来敬虔なドクペ教徒として徳を積んできたそうです。
最初こそ「え!ドクペ飲んでんですか?」とギョっとしましたが、バーガーキングを片手にDr.ペッパーを飲み干す姿を見ていたらめちゃくちゃ美味しそうに見えました。

大人になると味覚が変わると言いますし、今ならカンパリ系カクテルやアイラモルトも美味しく感じるので「ドクターペッパーも今なら飲めるんじゃね?」と一念発起して20年ぶりに購入しました。

結果、たった一口でブログ冒頭にしたためた在りし日の記憶がフラッシュバックしたのであります。

……三つ子の魂百まで。
Dr.ペッパーを颯爽と嗜む文化人に、私はまだなれそうにありません。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、本日の本題は1930s‘スポーツブーツのカスタム紹介です。


ハーフラバーにはDr.ペッパー…ではなく、「Dr.Sole」(ドクターソール)を。
トップリフトには「Cat‘s Paw」(キャッツポウ)を。

それぞれ用いて純正とは異なる、「セパレートソール」仕様にいたしました。


上の画像にあるような純正の「キングBグロコードソール」
1950年代ごろのカタログにも登場する、古いREDWINGのブーツに用いられていたソールを復刻したもの。

古風なパターンが魅力ではありますが、今回採用した「セパレートソール」もそのグロコードソールと同じ時代を生きたオールドスタイルのひとつです。

(ラバー部分がソール前後に分かれているような構造)


「セパレートソール 」
とは、前足ふみつけ部分とヒールリフト部分にラバー部材を用いた仕様のこと。
全体がラバーになった「フルラバーソール」に対して、ラバー部分が前後で分かれて(セパレート)いるため、こう呼ばれています。

この仕様はボディ(土台)のレザーソールにラバーを足しているので、

・レザーならではの「コバの艶感」「繊細な質感」「クラシックかつ高級感のある雰囲気」
・ラバーならではの「グリップ力」「耐摩耗性」「デザイン性」

と、ラバーソールとレザーソールのメリットをあわせ持つことができます。


・ハーフラバー:Dr.Sole
・ふまずレザー部:カービング加工
・ヒールリフト:Cat‘s Paw

いずれも底面に凝った模様を施した伊達男仕様。


しかしながら、サイドからの見た目はそれを感じさせない硬派でシンプルな佇まいに。

 

 

小技としてダシ糸(ソールを縫い付けてる糸)の色とアッパーのステッチの色を揃えてみました。
ほんのりアッシュグリーンになっているのがおわかりになるでしょうか?

「誰がここまで見てるの?」ってとこまで突き詰めるのもカスタムの醍醐味と言えます。

元々、2019年シーズンに発売されたモデルである「8076」のカスタムを紹介している情報はいまだ皆無。
まだ新しいモデルのためリソールするほど履き込んでる人は全然居ません。
(今回のペアも美コンディション。もちろんソールは減っていませんが、既製品では満足できないタイプの方々がFANS.浅草本店には集まってきます。)

このブログが、数年後「8076」のカスタムに悩むスポーツブーツオーナーの参考になれば幸いです。
ぜひ、ご相談下さいませ。




 

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