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経年変化派のあなたに

こんにちは。
先日お話して、いよいよ始まる「マイスターテクニック」。
私、レオがお送ります第一回は革の経年変化を活かしたいあなたにオススメの内容になっています。

「お前も、アニリンか?」

と私の下で育ち、銀座工房へ飛び立っていったタピ岡は言われたそうです。
そして今日本社スタッフとして働く下町マジェスティックに聞くと

「そうですね、銀座ではアニリンはあまり出番はなかったですね」

と驚きの回答。工房が変われば主に使われるアイテムも変わる(しかし仕上がりはバッチリですよ!)、このページを開設したことの面白さがよく分かるエピソードです。

私は透明感と他の無色のクリームよりもキラッとした仕上がりから「アニリン」ことアニリンカーフクリームが大好きです。

 

例えばこのJ.M.WESTONの330。緑色ですが経年変化により色の表情が多彩に。

 

 

茶色もそうですが緑、紺、ワインレッドなど黒以外の革は褪色したり濃くなったりが部分部分で発生しますがその経年変化をバッチリ活かすには透明感とキラッとしたツヤのアニリンカーフクリームが良いと私は思うのです。

さらに良いところは軽い汚れ落としの役割を果たせること。

フルでメンテナンスするほどではなくてもお手入れが必要なタイミングではポリッシングコットンで拭いてあげるとこのように汚れがとれます。この際に革の表面の色味が移ることが有りますが革自体にダメージなどはありませんのでご安心ください。

 

 

靴に工場で仕上がった段階で塗られているクリームなどが落ちていることが殆どで、それらが落ちると本来の革の表情が見えてきて

「経年変化、楽しい」

となるわけです。
革の表情を活かしたアニリンカーフクリームでの仕上げ、革の状態によっては黒にも有効です。その話はまたいずれ。
靴は履けば履くほど自分の相棒として愛着が湧きますので、こういった経年変化を十分に楽しむのも1つの面白さだと思っていただけると幸いです。

 

 

次回更新は1/9(火)を予定していますのでぜひお楽しみに。



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